本日はいろいろな仏像の性質について記載いたします。

「仏像の持っているもので、その性質がわかる」              ハスの花・水差し・珠・杖・武器・など多彩です。仏像の持っているものによってその役割がわかるので参考にしてください。

○仏像の手元を見ると前回紹介した仏契(手を組んで、メッセージをしている)を組まずにツボや杖を持っていたり、仏像によっては武器類(剣・弓矢など)を持っているのも見受けられます。このような仏さまが手に持っているものは持仏(じぶつ)といわれていて、それぞれに意味があったり役割を担うものです。例えば「釈迦如来像」と「薬師如来像」では左手が与願印(よがんいん)・右手が施無畏印(せむいいん)を両方とも記していますが、大きな違いは「薬師如来像」の特徴である「薬のツボ(やっこ:薬壺)」を左手にもっています。病気を治すという役割がある仏像ならではの持ちもといえるでしょう。薬壺(やっこ)を持っていたら「薬師如来像」と見分けられると思います。

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本日は以上です。参考までに

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