本日も仏像について記載いたします。
●着衣や装飾でわかる仏像の種類。
・如来像のお姿の特徴は、頭部がパンチパーマのような髪型で、質素な服装。
如来像の姿は過酷な修行の末、覚りをひらいた時のお釈迦さまの姿を、服装を基本とし質素な衣を纏いネックレスや腕飾りなど付けていないのが特徴です。ただし大日如来像だけは宝冠を被っております。
・菩薩のお姿は、王子様の出で立ちで装飾品を身に付けているのが特徴です。
菩薩像は覚りを開く前のお釈迦さまの姿が基本となっており、出家前のインドの王子様の格好をしています。衣は大変きらびやかなもので宝冠を被って、ネックレスや腕飾りなどを身に付けているのが特徴です。
※私たちの身近に親しみを持った菩薩があります。それは上記の菩薩像とは正反対の出で立ちをしていらっしゃる「地蔵菩薩」です。宝冠や腕飾りなどの装飾をしておらず、髪型も僧侶にみる剃髪であり杖を持っているのが特徴です。身近に救いをしてくださる菩薩です。
次回は明王や天について記載いたします。
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